庶民の酒が消える?

米粉加工会社「三笠フーズ」(大阪市)による工業用の事故米を転売した問題で、 鹿児島県の焼酎メーカーがカビ毒などで汚染された事故米を購入していたことが判明し、焼酎の自主回収を始めた。 事故米が混入したとみられる焼酎は、卸売業者などに自主回収を伝えており、回収後はすべて廃棄する方針で、被害額は数億円に上る見込みである

焼酎の仕込みが始まるというこの時期に、蔵元やそこで働く杜氏の方々への事故米の騒動による損害は甚大なもので、 さらに危惧するのは、健康に良いことやリーズナブルな値段で味わえることで人気の高い焼酎が、 今回の騒動による風評被害で居酒屋やスーパーから焼酎が消え焼酎離れが起こる可能性である。

今回の事件を機に農水省は、参入企業の審査の厳格化や事故米の食品用への売却を行った者への罰則の強化など、事故米の販売方法を見直すべきではないだろうか。

記事詳細(共同通信ウェブサイト:http://www.kyodo.co.jp/

■関連特許 (このニュースに関連する出願特許情報をご紹介します。)
特許公報 タイトル
特開平11-94821 カビの発生した玄米の識別法
特開2006-325405 農作物から農薬と除去する方法

■関連収録セット (弊社が過去に出版したこのニュースに関連する特許収録セット。)
セットNo.   種類 タイトル 収録年度 収録点数 価格
(本体価格)
10079 公開 焼酎蒸留廃液の処理方法と装置 H.16〜H.18 84 \26,565
10078 公開 焼酎の製造加工方法 H.16〜H.18 85 \26,775


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